紅葉狩りは日本を代表する風物詩と知られ、多くの日本人だけではなく外国人も、紅葉の虜になっています。
紅葉狩りという言葉は聞いたことがありますが、その言葉の意味を考えたことはありますか。
よく聞く単語ですがイマイチ意味が分かってない方が、多いように感じます。
そこで今回は紅葉狩りの由来や意味、全国の紅葉狩りスポット3選ご紹介していきます。
秋になると少し涼しくなり、ドライブに出かける機会も増えますね。
日本の風物詩を楽しむための勉強としても、紅葉狩りの歴史を知っておいても損はないはず!
紅葉狩りの意味を調査!
紅葉狩りとは皆さんご存知の通り、「紅葉を鑑賞する」ことを意味しています。
ひらひらと落ちてくる紅葉を鑑賞して風情を味わうのが、紅葉狩りの醍醐味となっています。!
11月中旬には見ごろを迎える紅葉を見ようと、たくさんの方が紅葉狩りスポットへ押し寄せます。
紅葉狩りには「狩り」と付くので、外国人の方は紅葉を「狩る」と勘違いする方が多いでよね。
しかし紅葉狩りにはそういった意味は込められておらず、「落ちた紅葉」=「狩った紅葉」という意味です。
紅葉狩りの歴史は大昔から?
紅葉狩りの歴史について調査すると、あの有名な和歌集「万葉集」にも、紅葉狩りという言葉が登場していました。
万葉集は7世紀半~8世紀の奈良時代に存在した、日本最古の和歌集として知られています。
大昔の人も現代に私たちのように、紅葉の美しさに虜になっていたという事です!
しかし昔も桜を鑑賞するお花見のように、紅葉狩りは近くで出来るものではなかったので、行事ごととして知られては知られていませんでした。
山に見に行かなければならない紅葉と、庭にも植え込みができる桜では大違いですもんね。
紅葉狩りが定着し始めたのは室町時代以降で、豊臣秀吉が紅葉狩りを計画していたという、詳細も残されています。
大昔の人は何を考え想いに老け、色が変わりゆく紅葉を眺めていたのでしょうか。
全国トップ3の紅葉狩りスポットご紹介!
1位.メタセコイヤ並木
メタセコイア並木には約500本のメタセコイアが植えられ、近くには果物狩りができる農園もあります。
冬にはスキー場がオープンするなど、様々な催し物が再開されていることで、堂々の1位となっています。
2位.香嵐渓
池に反射された紅葉がなんとも言えないほど美しい香嵐渓が、2位にランクインしています。
香嵐渓もみじまつりの期間中は、ライトアップもされるので圧巻の紅葉狩りを楽しみことができます。
3位.国営昭和記念公園
イチョウとカエデのグラデーションに圧倒される並木道、国営昭和記念公園が3位にランクインしました。
国営昭和記念公園でもライトアップが行われており、夜のイチョウ並木を堪能できると喜ばれています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
紅葉狩りの意味や歴史を知るだけで、紅葉狩りに対する興味が変わってきます。
温泉地やハイキングをしながらの紅葉狩りも、また違った感覚で堪能できることでしょう。
紅葉狩りの魅力は大昔の方も現代の方も、共通しているという事ですね。
これからも日本の風物詩として、紅葉狩りを楽しんでいきたいです!